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産業廃棄物収集運搬車の種類と運搬車とは:表示義務・マグネット・サイズ・申請・料金まで解説

産業廃棄物の処理には、廃棄物処理法によってさまざまな規定があります。

また、収集運搬に関しては、運搬方法から容器まで廃棄物の種類によりさまざまです。

 

 

「産業廃棄物運搬車とはどのような車ですか?」

「産業廃棄物収集運搬車種類を一覧で知りたい」

「産業廃棄物運搬車表示義務はどのようなものですか?」

「産業廃棄物収集運搬車マグネットで表示してもよいですか?」

「産業廃棄物収集運搬表示サイズはどのくらいですか?」

「産業廃棄物収集運搬車申請はどのようにすればよいですか?」

「産業廃棄物トラック料金の相場はどのくらいですか?」

 

 

こうした疑問をお持ちの方のために、産業廃棄物収集運搬車両や容器の産業廃棄物収集運搬車種類について網羅的に解説します。

 

 

 

産業廃棄物収集運搬車の種類:産業廃棄物運搬車とは

 

産業廃棄物運搬車とはGPSによる位置情報や法定基準に従って産業廃棄物を運搬するために使用される車両の総称です。

産業廃棄物収集運搬車種類には特徴があり、廃棄物の種類によって使用する車両が異なります。

例えば悪臭の発生を抑える車両や廃棄物がつぶれて飛び出さないようにする車両など、用途ごとにさまざまな産業廃棄物収集運搬車種類があります。

 

 

産業廃棄物収集運搬車種類

主な用途・特徴

ダンプ車

固形物全般(コンクリート片・がれき・廃プラスチック・紙くず等)

クレーン車

鉄骨等の重量物の積み込み・運搬(資格要件あり)

アームロール車

荷台脱着可能。

液体・固体に応じた荷台の選択が可能

パッカー車

廃プラスチックの圧縮・汚水タンク付きもあり

コンテナ車

腐食しない廃棄物の一時保管・運搬(金属くず・がれき等)

タンクローリー車

大量の廃油・汚泥・廃アルカリ等の液体

バキューム車

汚泥・流動体・粘性半流動体等の液体廃棄物

チップ車(深ダンプ)

ウッドチップ・おがくず等の木質系廃棄物

 

 

 

産業廃棄物運搬車表示義務・産業廃棄物収集運搬表示サイズ・産業廃棄物収集運搬車マグネット

 

産業廃棄物収集運搬車種類を問わず、産業廃棄物を収集・運搬する際には産業廃棄物運搬車表示義務(廃棄物処理法に基づく)があります。

 

 

📌産業廃棄物運搬車表示義務・産業廃棄物収集運搬表示サイズについて

産業廃棄物収集運搬車種類を問わず、すべての収集運搬車両に以下の産業廃棄物運搬車表示義務が課せられています。

 

①表示内容:「産業廃棄物収集運搬車」の文字と会社名(排出事業者自社運搬の場合は事業者名)

 

②産業廃棄物収集運搬表示サイズ:見やすい大きさ・色で鮮明に表示することとされており、具体的な最低サイズは法定されていませんが、車体の両側面に容易に識別できる大きさで記載することが求められます

 

③表示場所:車体の両側面

 

④産業廃棄物収集運搬車マグネット:マグネットシートによる表示も認められているとされていますが、走行中に脱落しないよう確実に固定されていることが前提とされています。

 

 

📌産業廃棄物収集運搬表示義務違反について

産業廃棄物運搬車表示義務に違反した場合、廃棄物処理法違反として行政指導・改善命令の対象となる場合があります。

産業廃棄物収集運搬表示義務違反が繰り返された場合は許可の取り消し等の処分につながる可能性もあります。

産業廃棄物収集運搬車種類を問わず、車両への表示は確実に行うことをお勧めします。

 

 

 

※参照元

廃棄物の処理及び清掃に関する法律(e-Gov法令検索)

 

 

 

ダンプ車

 

固形物の運搬に適しており、全般的に何でも運べるのがダンプ車です。

トラックという大きな区分の中にダンプ車は含まれます。

産業廃棄物収集運搬車種類の中でも最も汎用性が高く、建物の解体現場でよく出るコンクリート片・がれき・廃プラスチックなどの運搬が代表的で、紙くずや動物のふん尿まで運べます。

 

 

ダンプ車は産業廃棄物以外に土砂の運搬にも使用しますが、産業廃棄物とは積載量のルールが異なるので注意が求められます。

 

 

※参照元

産業廃棄物を過積載した際の責任の所在は?過積載が起こる原因と対策

 

 

クレーン車

 

クレーン車は持ち上げる荷物の重さで操縦者が所持しなければいけない資格が変わります。

0.5t未満なら講習を受けるだけで問題ありません。

小型移動式クレーン車(1〜5t)を操縦する場合には運転技能講習の修了が必要です。

 

 

5t以上のクレーンを使用する場合は運転技能講習のほかに移動式クレーン運転士の資格も必要です。

産業廃棄物収集運搬車種類としてクレーン車は、鉄骨をワイヤーで持ち上げて運搬車両へ乗せる作業で用います。

 

 

アームロール車

 

アームロール車は荷台を脱着できるという特徴を持ちます。

産業廃棄物収集運搬車種類の中でも荷台に応じて液体・固体といった形で運搬するものの種類を選択できるため、非常に人気があります。

 

 

パッカー車

 

一般的に、家庭ごみの収集でもよく見かけるのがパッカー車です。

産業廃棄物収集運搬車種類としての役割は、圧縮が必要な廃プラスチックの収集で活用します。

また、汚水タンク付きのパッカー車もあり、水分を含む廃棄物の処理でも使用できます。

 

 

コンテナ車

 

荷台の部分にコンテナを乗せているのがコンテナ車です。

腐食しない産業廃棄物なら、コンテナに入れたままで一時的に保管できるのが特徴です。

例えば金属くずやがれき・ガラスくずや繊維くずなど、腐食しなければ種類やくずの大きさに関係なく収集できます。

 

 

※参照元

関連記事:産業廃棄物の保管に用いる産廃コンテナとは?種類や管理方法を解説

 

 

タンクローリー車

 

産業廃棄物の1つである廃油の収集といえばドラム缶ですが、ドラム缶で収集できない場合に使用するのがタンクローリー車です。

廃油以外にも汚泥や廃アルカリなど大量の液体の運搬に使用します。

 

 

バキューム車

 

汚泥のような液体の産業廃棄物を収集する産業廃棄物収集運搬車種類はバキューム車です。

気圧の力で液体を吸い上げます。

流動体や粘性半流動体・沈殿物などをホースから直接タンクに吸い込むのが特徴です。

 

 

チップ車

 

別名「深ダンプ」といわれ、ウッドチップの産業廃棄物を運搬するのに適した産業廃棄物収集運搬車種類です。

おがくずや木片を運搬するため屋根部分に飛散を防ぐネットが備え付けられている車両や、開閉式の屋根を搭載している車両があります。

 

 

※参照元

関連記事:産業廃棄物の木くずとは?種類や処理方法を解説

 

 

 

産業廃棄物収集運搬容器の種類

 

産業廃棄物収集運搬容器は、内容物が飛散したり悪臭が漏れたりするようなものは使用できません。

それは、収集運搬業の許可要件に含まれているためです。

産業廃棄物の中には、体内に入ると有害な物質もあるため運搬や保管には厳しいルールがあります。

 

 

ドラム缶

 

誰もがよく知る産業廃棄物収集運搬容器のドラム缶は、オープンドラム缶とクローズドラム缶の2種類が主に使用されます。

オープンドラム缶は固形物や粉末状の産業廃棄物に使用し、天板がフタの役割をします。

クローズドラム缶は廃油などの液状の産業廃棄物に使用し、耐腐食加工しているものは廃酸・廃アルカリに使用します。

 

 

プラスチックドラム

 

廃アルカリや廃酸などの産業廃棄物収集運搬容器に使用するのがプラスチックドラムです。

液体や粉末のどちらでも使用でき、耐薬品性があります。

プラスチック製なので重量も軽くサビが発生しにくいのも特徴です。

 

 

フレキシブルコンテナ

 

フレキシブルコンテナは化学繊維でできています。

肥料や土砂・肥料を作る工程で発生した廃棄物を詰めます。

産業廃棄物収集運搬車に乗せる方法はフォークリフトもしくは手作業で、持ち手がついたバッグ型で丸や四角形があります。

 

 

 

コンテナ車両を利用したコンテナ

 

コンテナ車両を利用したコンテナとは「脱着装置付きコンテナ車」のことです。

コンテナの中に産業廃棄物を集め、集め終わったらコンテナ車両に乗せて廃棄物処理場へ運びます。

腐食しない産業廃棄物を現場で一時保管する役割もあります。

 

 

石油缶

 

その名の通り、石油を産業廃棄物として運搬する場合に利用します。

一斗缶の内側に石油缶用内容器をつけ石油缶ベロを使用して石油を容器に移します。

石油缶の使用でよく知られているものにクリーニング溶剤があります。

 

 

感染性廃棄物容器

 

廃棄するときに直接容器に入れる必要があるのが感染性廃棄物容器です。

飛散や漏れがあると産業廃棄物に関わる人たちを危険にさらすだけでなく、そのそばにいる人すべてを巻き込む可能性があります。

病院で使用するアルコール綿を捨てるときなどに使用されます。

医療廃棄物は環境だけでなく人体にも影響を及ぼす可能性があるため、正しい方法での処理が求められます。

 

 

※参照元

医療廃棄物の処理方法とは?信頼できる業者の選び方

 

 

 

産業廃棄物の処理にはさまざまな規定がある:産業廃棄物収集運搬車申請・産業廃棄物トラック料金

 

産業廃棄物の運搬にも規定があります。

産業廃棄物収集運搬車種類でわかるように、中に入れるもので使用する車両を変えなければなりません。

運搬する人が危険にさらされてはいけないのはもちろんのこと、周囲に悪影響が出ないようにすることも大切です。

産業廃棄物に見合った容器と運搬方法で、安全で確実な産業廃棄物の運搬を徹底しましょう。

 

 

📌産業廃棄物収集運搬車申請について

産業廃棄物収集運搬業を営むためには、都道府県・政令市への許可申請が必要とされています。

産業廃棄物収集運搬車申請では、車両の種類・台数・積載量・事業範囲等を申告します。

産業廃棄物収集運搬車申請の詳細は管轄の都道府県・政令市の環境担当窓口へご確認ください。

 

 

📌産業廃棄物トラック料金について

産業廃棄物トラック料金は廃棄物の種類・量・運搬距離・車両の産業廃棄物収集運搬車種類等によって異なるとされています。

産業廃棄物トラック料金の算出方法としては廃棄物の重量ベースまたはトラック1台当たりの「車建て」などが用いられることがあります。

産業廃棄物トラック料金の適正水準については見積もり比較をお勧めします。

 

 

当サイトを運営する株式会社JEMSでは廃棄物処理・リサイクル業者向けの基幹システム「将軍シリーズ」を中心に、多彩な連携サービスで総合的なソリューションをご提供しています。

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※参照元

産業廃棄物収集運搬業許可申請について(J-EMS関連記事)

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