導入事例 CASE STUDY

「JEMSは信頼できるパートナー」
密な連携で約1年の短期間でシステム移行を実現

  • 公開日:2025.10.08
  • 更新日:2025.10.09
今回は、関東・東海地方を中心に、産業廃棄物の収集・運搬・処分を主軸とした事業を展開されている、株式会社シンシア様にお話を伺いました。
株式会社シンシア様は、社名に冠した“誠実”を理念とし、資源循環事業とリサイクル事業、ビルメンテナンス事業とコンサルティング事業の4つの事業を展開している企業です。
20年以上のお付き合いのなかで『環境将軍』➡『環境将軍R』と将軍シリーズの製品をご利用いただいていますが、どのような点を魅力に感じているのでしょうか。
インタビュイーのみなさまには、情報システム部ならではの目線でお話しいただきました。
※『環境将軍』:環境将軍Rの前身となるモデル(現在はサービスを終了しています)

課題

基幹システムの刷新構想のタイミングで『環境将軍R』への更新も決定、基幹システムの目標納期に合わせて『環境将軍R』への更新が必須となった。

 

効果

担当SEとの密な打ち合わせにより、約1年の短期間で移行作業が完了した

課題

基幹システムの刷新構想のタイミングで『環境将軍R』への更新も決定、基幹システムの目標納期に合わせて『環境将軍R』への更新が必須となった。

 

効果

担当SEとの密な打ち合わせにより、約1年の短期間で移行作業が完了した

<目次>

インタビュー企業様のご紹介

  • 会社名

    株式会社シンシア

  • 事業内容

    産業廃棄物の収集・運搬・処分、資源リサイクル、ビルメンテナンス、コンサルティング事業など

  • 地域

    東京都

  • 従業員数

    約800名

インタビューを受けてくださった方

岩田 修也 様

・情報システム部長

武藤 順一 様

・情報システム部 部長

益田 貴紀 様

・情報システム部 課長

導入商品

環境将軍R

導入前の課題

これまでのJEMSとのかかわりについてお聞かせください。

20年ほど前、当社が横浜R・Cセンターの建設計画を始動した際、JWNETとのシステム連携や二次マニフェスト管理など、当時使用していたスクラッチ開発のシステムでは対応しきれない課題が浮上しました。
そのため、最適なパッケージシステムの導入を検討し始め、その過程で『環境将軍』を知りました。
当時の株式会社エジソン(現JEMS)は、業界向けソフトウェアベンダーとして高い評価を受けており、他社製品との比較検証の結果、機能面や導入・運用の観点からも優位性が認められました。
これにより『環境将軍』の採用を決定し、2009年の横浜R・Cセンター操業開始に合わせてシステムの稼働を開始しました。
これがJEMSとのお付き合いの始まりです。

JEMSの担当SEの印象はいかがですか?

信頼できるパートナーだと感じています!
当時は打ち合わせ開始からシステム稼働までわずか1年という短い期間で『環境将軍R』への入れ替えを達成しなければならず、決して「余裕がある」とは言えない状況でした。
そのような中、優先してやるべきことと入れ替え後でも対応できることをしっかりと整理して、私たちを導いてくれました。
客観的で的確なアドバイスもいただき、そのおかげでシステム移行を円滑に進めることができたので、本当に感謝しています。

『環境将軍R』導入へ

株式会社シンシア様では、1998年に稼働を開始した品川R・Cセンターでスクラッチ開発のシステムにより計量データの集計とマニフェスト管理を実施していましたが、2017年には同センターにも旧『環境将軍』を導入されました。
当時すでに『環境将軍R』がリリースされていたものの、システム移行の容易性を考慮し、旧『環境将軍』の運用継続と対象範囲の拡張に留める判断を下されたのだそうです。
そして2021年に基幹システムの刷新構想がスタートした際、周辺システムについても包括的な再評価を実施されました。
その結果、『環境将軍R』へのアップグレードについて方針決定がなされました。
当時、2023年10月からのインボイス制度対応も課題として浮上しましたが、これについては新しい基幹システム側に機能実装する方針とし、『環境将軍R』については現行機能の維持と納期遵守を重視したカスタマイズを行うこととなりました。
ここからは、『環境将軍R』への移行時と移行後のお話を伺います。

『環境将軍』から他社への乗り換えではなく、そのまま『環境将軍R』に更新いただいた理由をお聞かせください。

当社が『環境将軍R』を選定した主な理由は、『環境将軍』シリーズによって精緻化された既存業務フローを維持したかったためです。
従来より積み上げてきた各種機能のカスタマイズを新システムへ確実に移行できるベンダーは、JEMS以外に存在しないと判断いたしました。
展示会などで複数社のシステムも比較検討してまいりました。
しかしパッケージの堅牢性や柔軟なカスタマイズ対応、サポート体制の充実、そして長年の信頼関係をトータルで判断した際、『環境将軍R』がやはり最適だという結論に至ったのです。
現在、当社では『環境将軍R』を活用して搬入予約や計量、マニフェスト管理、契約書管理等の機能を主に使用しています。
また、弊社独自の業務プロセスに適合するよう各種機能をカスタマイズいただきました。
このカスタマイズの柔軟性や機能の拡張性こそが『環境将軍R』の大きな強みであり、他社製品にはない部分だと思います。

『環境将軍R』への入れ替えはスムーズに進みましたか?

担当SEの方のおかげで、とてもスムーズに進みました。
通常、JEMSの規定では2年ほどのプロジェクトとなるはずだった作業が、約1年で完了したんです!
これは本当にすごいことでした。
JEMSのほうで、作業の進め方や必要な機能の取捨選択などを工夫して、作業時間を短縮してくださったようです。
また弊社では、10年以上旧『環境将軍』を使っている中で、さまざまなカスタマイズを加えていました。
そのため、『環境将軍R』に入れ替える際に「旧『環境将軍』にカスタマイズし使っていた機能をどこまで引き継げるのか」といった疑問が現場から上がりました。
また、「入れ替えることでさらに便利にできないか」といった声もありました。
そういった社内の意見も踏まえて、使用感にはこだわりたい一方で新しい基幹システムの稼働に間に合わせるという、決してずらせない納期もある。
そんな中で、JEMSの担当SEさんは「今回は、ここまで適用しましょう」「ここは優先順位を下げて、あとで対応しましょう」と優先するカスタマイズの取捨選択を仕切っていただきました。
わがままもたくさん聞き入れてくださったうえで、要望と納期のバランスを保ち1年でシステムの入れ替えが完了したのですから、私たちの見えないところで相当苦労されたのではないか、と思います。

導入後の効果

現在、『環境将軍R』をどのような業務で使っていますか?

品川および横浜の各R・Cセンターでは、廃棄物の受入業務や処理後の残さなどの搬出管理に関する事務処理に『環境将軍R』を活用しています。
具体的には、受け入れた廃棄物や搬出した残さなどの計量データや、それらに関連するマニフェスト情報の登録作業などです。
また、弊社では廃棄物の受入にあたり、事前予約を必須としているため、予約の受付管理や予約票発行も『環境将軍R』で対応しています。
さらに、契約情報を登録することで、契約に基づいた2次マニフェストの紐付け管理も可能となっています。

『環境将軍R』の使用感はいかがでしょうか。

旧『環境将軍』と『環境将軍R』では、操作性やユーザーインターフェースの一部に変更が加えられています。
これらの改良により、『環境将軍R』に特有の利点が明確になっています。
特に、データ検索速度が大幅に向上した点では、システム更新の効果を強く実感しました。
そのほかの部分でも、システムの改良が進んでいると感じています。
情報システム部門では、現場からのフィードバックを可能な限り収集し、JEMSへ迅速かつ正確に伝達することを重視しています。
JEMSも要望に対して誠実かつ丁寧に対応してくださっており、システムの使用感は継続的に改善されています。

導入前と導入後で『環境将軍R』に対するギャップはありましたか?

担当SEの方が、事前に旧『環境将軍』と『環境将軍R』の変更点を説明してくれたので、ギャップはほとんどありませんでした。
また、一度説明して終わりではなく、認識不足がないように、打ち合わせでは都度、入念に周知してくれました。
そういった細やかな対応がなければ、今ごろ現場はバラバラになっていたでしょう。
旧『環境将軍』でカスタマイズしていた機能を可能な限り再現していただいたので、運用に大きな変更がなかったことも非常に感謝しています。
すべては、JEMSの担当SEさんの丁寧な対応のおかげです。

サポートセンターの印象や、サポート体制はいかがでしょうか?

非常に好印象です。
特に『環境将軍R』を使い始めたばかりの頃は、気になることがあっても、「これは正常な動作なのか不具合なのか」判断がつかない場面が多くありました。
そのため、1日に何回も問い合わせていた時期もあったのですが、何度問い合わせをしても丁寧に対応してくれたのを覚えています。
またカスタマイズの要望に対して、できないものは濁さずにハッキリと回答してくれます。
そのうえで「こういう方法はどうですか?」と別の実現方法の提案をいただけるときもあります。
弊社の要望を一方的に聞くのではなく、目線を合わせて一緒に考えてくれる点が、JEMSをパートナーだと感じる理由です。
レスポンスもとても速く、基本的には内容に関わらず1.5日以内に何らかの返答をもらえています。
すぐに解決が難しい内容に関しても、一次回答で状況が把握できるので安心できます。

これからの展望

JEMSの製品に期待されていることはありますか?

これは、情報システム部の目線での要望なのですが、データベースを公開してくださるとうれしいです。
公開されたデータを参考にすれば、R・Cセンターの現場でも、情報システム部でも、DXにつなげるアイデアが生まれると思うのですが、どうでしょうか。
また『将軍』シリーズに関しては、次世代版製品が出るのを楽しみにしています。
リニューアル版(2013年)でこの完成度なので、次はどれほどの革新があるのか、とすでに期待が膨らんでいます。
JEMSは業界の最先端を走っている企業なので、産廃ソフト業界に革命を起こすと信じています!

御社の今後の展望を教えてください!

品川R・Cセンターと横浜R・Cセンターの安定稼働には『環境将軍R』が欠かせません。今後もJEMSの協力を得て、『環境将軍R』の機能拡充や他システムとの連携強化を進め、事業発展を目指します。

JEMSのシステム導入を検討している企業に向けて一言おねがいします!

旧『環境将軍』の機能性は、業界内でも多くのユーザーに評価されていました。
これらの機能は『環境将軍R』にも継承されており、フルスクラッチのシステムや他社製品では再現できない独自性と競争優位性を有しています。
また、高度なカスタマイズ性を備えている点も大きな特徴です。
さらに、担当SEによるきめ細やかなサポートのおかげで開発計画がスムーズに進みました。
新たに『環境将軍R』を導入する企業様におかれましては、きっとJEMSが信頼性の高いパートナーとなることでしょう。
また、業務プロセスの見直しを検討中の場合にも、『環境将軍R』を選択肢として考慮する価値はあるはずです。

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