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コラム

循環型社会とは?

2020/10/05

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はじめに

循環型社会とは、有限である天然資源の採取をできる限り減らし、効率的に利用することにより廃棄されるものを最小限に抑えるとともに、再生産を行って、資源を持続可能(サステナビリティ)な形で循環させながら利用していく社会のことです。

(サステナビリティについてはこちら

循環型社会形成の必要性

地球の天然資源には限りがあり、人類の資源消費量が現状のまま拡大し続ければ、2030年には地球2つ分の資源が必要になると言われています。また、資源消費量の増大により天然資源の枯渇、環境問題、廃棄物処分場のひっ迫など、様々な問題に直面しています。そのため循環型社会の形成が急務となっています。

循環型社会の方向性

日本では、循環型社会形成推進計画を定め、環境的側面だけでなく、経済的側面や社会的側面も含めた統合的な向上を掲げ、以下のような方向性を提示しています。

 

  1. 多種多様な地域循環共生圏形成による地域活性化
  2. ライフスタイル全体での徹底的な資源循環
  3. 適正処理のさらなる推進と環境再生
  4. 万全な災害廃棄物処理体制の構築
  5. 適正な国際資源循環体制と循環産業の海外展開の推進

(参照:環境省「第四次循環型社会形成推進基本計画の概要」)

 

循環型社会のイメージ図

(参照:群馬県環境情報サイト ECO群馬 「『循環型社会』と『3R』」

 

Reduce、ReduceRecycleの頭文字をとった「3R」はよく知られており、循環型社会を実現するための基本的な取り組みですが、最近では3RRefuse(リフューズ)を加えた4Rにも注目が集まっています。

(4Rについてはこちら

 

循環型社会に向けた各業界の取り組み

様々な業界で循環型社会へ向けた取り組みが進んでいます。

 

①林業界

  • 木質バイオマスを活用した森林資源の循環利用

木質バイオマスには、森林整備の際に発生する間伐材や、製材工場などから発生する樹皮やのこくず、住宅の解体材、街路樹の剪定枝などの種類があります。

建築、製材の際には間伐材を利用、さらに製材工場や建築現場等から発生する残材を製紙原料や燃料として再利用することで、樹木の伐採量を減らし再生可能な森林を構築することが可能です。

 

②メーカー・製造業

  • ビッグデータとAIを活用した需要予測で廃棄ロスの削減

これまで蓄積されたビッグデータをAIで分析し、需要を予測することで、原料の過調達や廃棄ロスを防ぎ、資源消費量を抑制する取り組みです。分析には受発注・在庫情報や商品情報、顧客情報、販売実績情報などの社内データのほか、気象情報などの外部データも使用します。

 

③エネルギー業界

  • 廃棄物をエネルギー源としたバイオマス発電

食品廃棄物や下水汚泥などの廃棄物を燃料として発電する方法です。①で紹介した木質バイオマスも燃料として使用されています。廃棄物の再利用ができるだけでなく、燃料を供給さえ行えば持続的に発電できるため、太陽光発電や風力発電に比べ安定的な再生可能エネルギーとして注目されています。

(バイオマス発電についてはこちら

まとめ

循環型社会とは、廃棄物の発生抑制と循環利用により資源の消費を抑え、環境負荷を低減される社会のことです。天然資源の利用量を減らし、発生した不要物は再利用することで実現が可能となります。すでに国・自治体・企業・市民団体などが、循環型社会を実現するための取り組みを行っています。循環型社会を実現するための取り組みは、リサイクルや廃棄ロス削減の観点からITICTを導入することから始めることも可能です。

なお、パブリックICT事業部では、関連する実績として、「トレーサビリティシステムによる木質バイオマス由来の証明」のほか、「再生可能エネルギーの地産地消の実行可能性検証」がございます。(導入実績はこちら)

上記以外のリサイクルや廃棄ロス削減の観点からITICTを利用した取り組み事例は、以下の関連コラムでも紹介しています。これからの循環型社会に向け、ITICTの導入を検討してみてください。

(コラムはこちら

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