食品ロスの削減に向けた食品廃棄物の見える化
食品ロスの削減に向けた食品廃棄物の見える化
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- 脱炭素
世界的な食糧問題等の面で食品ロスの削減が求められていますが、食品を扱うスーパーマーケットの多くの店舗では、日々多くの食品が廃棄されている現状があります。
食品ロスの削減の為には、まず現状の排出量を把握する必要がありますが、店舗での食品廃棄物の排出量把握には多くの課題があり、複数の店舗において統一的な排出量把握は困難である状況があります。
これら課題に対し、当社ではAI画像認識技術を活用し、食品ロス排出量の捕捉・廃棄抑制・回収頻度最適化による食品廃棄物削減と、それによりもたらされる脱炭素化の実現を、小規模店舗でも可能にするべく取り組んでおります。
現状の課題
- 計量器の導入には1台当たり数十~数百万円の導入費用と、さらにランニングコストも要することから、複数店舗への導入にはコスト面の負担が大きい
- 小規模店舗の場合、廃棄物保管庫(ゴミ庫)が狭く、計量器を置くことが難しい
- 人手不足や臨時従業員を雇用しているなどの理由から計量業務への負担が大きい
- 店舗運営法人が異なるなどの理由から、従業員意識の違いが生まれていることや、排出ルールの統一ができない など
画像認識技術の活用により排出実態を捕捉することで、これらの課題を低コストかつ簡単に「見える化」を実現することが可能になります。
カメラによる排出実態の見える化について
自動個数集計では廃棄物保管庫に設置したカメラによりゴミ袋の識別を行い、自動的に個数をカウントした上、袋の大きさとモデル比重により排出量の把握を行います。
また、排出量を可視化するだけでなく、計量情報や排出実績、処理ルート、リサイクル率及び売上等店舗別の基礎情報を一元化することで各種分析を行います。