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PVC(ポリ塩化ビニル)とは?特徴とメリット・デメリット

身の回りのさまざまなところで広く活用されているのが、PVC(ポリ塩化ビニル)です。

PVCを取り扱う排出事業者、産業廃棄物処理業者、収集運搬業者は、その素材特性について理解を深める必要があります。

 

本記事ではPVCが持つ特徴や代表的な種類、メリット・デメリットなどを解説します。

PVCのメリットや環境への影響を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

PVCとは

 

PVCとは、ポリ塩化ビニル(Polyvinyl chloride)のことであり、プラスチックの一種です。
PVCではなく「塩(えん)ビ」とも呼ばれています。

 

開発された当初はコスト面では安く抑えられるものの、もろいことが弱点でした。
しかし、長期間の改良を経て、現在では加工性に優れた素材として広く使用されています。
ポリエチレン(PE)・ポリプロピレン(PP)・ポリスチレン(PS)と同様に汎用樹脂としてさまざまな用途で使用されています。

 

エチレンと塩素を原料としており、安価で大量に生産されています。

 

PVCの特徴

 

PVCは単体では耐衝撃性能があまり高くないものの、ABSやMBSと呼ばれる耐衝撃性改良樹脂を混合することで耐衝撃性能を高められます。

 

以下のような物性を持つ素材です。

 

 

単位

硬質

軟質

引張破断強さ

kg/㎠

415~527

非充填:105~246
充填:70~246

引張破断伸び

%

40~80

非充填:200~450
充填:200~400

引張降状強さ

kg/㎠

415~457

引張弾性係数

kg/㎠

24,600~42,200

圧縮強さ

kg/㎠

562~914

非充填:63~120
充填:70~127

曲げ強さ

kg/㎠

703~1,125

曲げ弾性係数

kg/㎠(23℃)

21,100~35,200

アイゾット衝撃強さ

cm・kg/cmノッチ(試験片3mm厚)

2.2~12

加塑材の種類・量による

硬さ(ショア)

65~85(ショアD)

50~100(ショアA)

 

参考元:塩ビ工業・環境協会

 

※これらの数値は標準的な条件下での代表値であり、実際の使用条件や配合内容により異なる場合があります。
※軟質・硬質の違いや充填材の配合により、同じ項目でも物性値に幅があります。

 

耐薬品性や耐候性・耐食性、電気絶縁性、耐熱性、難燃性、加工性などを持ちます。
さらに安価であるため、日用品はもちろんのこと、建築物までさまざまなものに広く利用されている点が特徴です。
加工に関しても切削加工のほか、接着・曲げ加工なども行えます。

 

PVCの種類

 

PVCには、大きく分けて軟質と硬質の2種類があります。
それぞれ軟質塩ビ、硬質塩ビとも呼ばれています。
ここでは、それぞれの特徴について解説します。

 

軟質PVC

 

柔軟性が高く、手でも曲げられるほどのやわらかさが特徴です。
柔軟性や弾性などを与え、加工しやすくするために可塑剤(かそざい)と呼ばれるものを加えて作ります。

 

可塑剤の配合量によって、柔軟性を調整でき、レインコートや袋など、日常生活で使用される製品にも活用されています。

 

硬質PVC

 

可塑剤を含んでいないか、少量のみ含む種類のPVCです。
軟質PVCと比較して強度や密度が高いという特徴があります。

 

一方で、無理に曲げたり加工したりすると、破損しやすい性質があります。
身近なところだと、サッシや配管などに使用されています。

 

PVCの加工方法

 

PVCの主な加工方法は、大きく分けて以下の6種類です。

 

【6種類】

・押出成形

・カレンダー成形

・射出成形

・熱成形

・ディッピング加工

・コーティング加工

 

それぞれ特徴を解説します。

 

押出成形

 

押出成形とは、注入口より樹脂をシリンダーに入れ、口金から押し出して成形する方法です。
製品の断面形状に応じて口金を選択し成形を行う点が特徴です。

 

パイプや板などのようにシンプルな形状のものを成形する場合によく使用されています。
同一形状の製品を連続して成形する用途に適しています。
使用される金型は比較的単純なものであるため、初期コストを抑えられるのも特徴といえます。

ただし、複雑な形状の製品を加工するのには向いていません。

 

カレンダー成形

 

圧延加工とも呼ばれる加工方法です。
フィルムやシート、板、レザーのように、平らで幅広な製品を製造するのに向いています。

複数ある加熱したロールに原材料を通して薄くのばしたあと、冷却ロールに通して厚みを調整します。
ローラー部分に彫刻を施すことにより、模様のついたシートを作ることも可能です。

細かく厚さの調整が必要な製品の成型に向いており、厚さはローラーのサイズによって決まります。
製品単価が低いことも、この加工法の特徴の一つです。

ただし、設備が大掛かりで、どちらかというと大量生産に向いている方法です。

 

射出成形

 

溶融した原料を金属に流し込んで固める成形方法のことをいいます。
溶融した樹脂は射出機から金型の中に移動し、射出・圧入することで成形する方法です。
使用する金型の種類によっては、精度の高い製品にも対応できます。

 

また、一度金型を製作すればそれを使って量産が可能となるため、大量生産を目的としている場合も適しているでしょう。
金型をツルツルの状態にしておけば、仕上がりの製品もほとんど仕上げ加工をすることなく美しく成形されます。
ただし、金型の製作にはコストや時間がかかる点、デザインやサイズによっては適さない点もデメリットとされています。

 

熱成形

 

あらかじめ押出成形やカレンダー成形などによって板状の製品を生産し、それを加熱したうえで空気や気圧を利用して目的の形に成形するのが熱成形です。
大きく分けると、真空成形と圧空成形の2種類があります。
真空成形は、型の中の空気を吸い取り、やわらかくした板状の製品を大気圧によって型に押しつける方法です。

 

身近なところだと、各種食品トレーや卵パックなどを作る際に用いられています。
金型が安価であることや、多品種少量生産にも対応しやすいメリットがある一方で、射出成形と比較すると製造に時間がかかる点がデメリットです。

 

また、突起形状などを一体成形するのには適していません。
圧空成形は、真空成形と同様に空気を吸い取りますが、この際に上からも圧縮空気を送り、材料を金型に密着させるのが違いです。
真空成形よりもはっきりとした形状を成形しやすい点が特徴です。

ただし、真空成形と比較すると型費は高額になるほか、金型には耐久性のある素材を使用しなければなりません。
さらに、凹型の準備も求められます。

 

ディッピング加工

 

ディップ加工とも呼ばれるものであり、金属製品や織物などを塩ビ樹脂溶液に浸して熱乾燥を施す方法です。
ペンチの持ち手部分や、ワイヤーネットなどに均一な皮膜を形成する目的などでよく使用されています。
複雑な形状でもコーティングしやすいのが利点の一つです。

 

また、塗料の中に浸して対象物を塗装ドブ漬けで加工する場合、金型が不要なため、コストを抑えやすい方法です。
ただ、塩ビ樹脂溶液に対象物を浸して行う加工ということもあり、実際にコーティングする以上に多くの溶液を用意しなければなりません。
場合によっては無駄が出てしまうことも多く、特に大型製品ではコスト負担が大きくなる点が課題です。

 

コーティング加工

 

材料の表面に塩ビ樹脂溶液を塗布して熱乾燥処理する加工方法で、大型テントやトラック幌などの製造に適しています。
ラミネート加工やビニールコーティングとも呼ばれます。
防水機能を高められるのが魅力ではありますが、完全防水ではない点に注意しなければなりません。

 

PVCの用途

 

PVCは、さまざまな用途に活用されています。
身近で使用されている例は以下のとおりです。

 

PVC手袋

 

PVC手袋とは、軟質PVCを手袋の形にした製品のことをいいます。
「ビニール手袋」という呼び名で聞いたことがある方も多いでしょう。

作業をする際に便利な使い捨てタイプから厚手の製品まで、さまざまな種類があります。
使い捨て手袋がすべてPVCで作られたものではありません。
ポリエチレンを使用することで価格を抑えたポリエチレン手袋や、価格が高いものの耐薬品性や強度・耐久性に優れているニトリル手袋などもあります。

 

シート・フィルム

 

柔軟性に優れている軟質PVCの特徴を活かし、ビニールシートやフィルムなどが作られています。
農業用のビニールハウスや電化製品などに貼られている保護フィルムなどが代表的な例です。
薄くても引張弾性に優れるPVCの特性により、破れにくい仕上がりとなります。

 

PVCレザー

 

PVCレザーとはフェイクレザーのことで、布地の上に合成樹脂を塗布することで皮素材に似せて作られた人工素材です。
押し型で強い圧力をかけて模様を作るエンボス加工と組み合わせて造られているものもあります。

 

天然皮革といえば自然なやわらかい感触がありますが、軟質PVCを使用することで類似した手触りを再現できます。
バッグや靴、車のシートのほか、ソファなどにも使用されているので、気付かないうちにPVCレザー製品を使用していることも少なくありません。

PVCの特徴である耐水性の高さから手入れが簡単である点も利点の一つです。

 

また、本物の皮素材と比較して安価であることから、コストを抑えて高級感を演出したい場合にも使用されています。

ただし、通気性や透湿性はなく、ドライクリーニングした場合は硬くなってしまうことには注意が必要です。

 

上下水道・電線管などのパイプ

 

硬質PVCを使用して作られる代表的なものとして、上下水道・電線管などのパイプ類があげられます。
「塩ビパイプ」という呼び名で聞いたことがある方も多いでしょう。

 

表面がツルツルしていることもあり、中を流れる流体の抵抗が少ないことに加え、腐食にも強いのが特徴です。
軽量であり、多量に扱う際にも運搬しやすいため、多様な現場で用いられています。

 

バルブ

 

流体や機体の流れを制御する際に使用されているのが、PVCバルブです。
たとえば、作物を育てるのに必要な水の量を調整したり、処理施設内で使用される化学物質の流れを制御したりする際にも用いられる装置です。

強度・耐久性に優れているほか、化学薬品、温度変化、圧力変動に対して耐性があることから、PVCが選ばれています。
バルブ本体内で回転することによって液体・気体の流れを制御するボール状のディスクを備えたボールバルブ、4分の1回転の回転駆動により流れを制御するバタフライバルブがあります。
金属製のバルブと比較して軽量であることから、設置や運搬が容易である点も利点の一つです。

 

建築資材

 

強度や耐候性、耐水性に優れているため、建築資材でもPVCが広く利用されています。
たとえば、雨樋やカーポートのほか、外壁に貼る仕上げ板材でよく使われます。

 

また、PVCは安価な素材であることから、建築コストの削減にも寄与します。

 

PVCのメリット

 

PVCの特徴などについて紹介してきましたが、ここでは、具体的なメリットについてみていきましょう。
PVCの主なメリットは以下の4つです。

 

メリット①さまざまな製品に加工できる

 

可塑剤や熱を加えることによってさまざまな形に変形するPVCは加工性に優れているため、多様な製品への応用が可能です。
曲げ加工や接着加工を行うのにも適していることから、身近にあるものや普段あまり目にしないものの多くでもPVCが使用されています。

 

パイプやバルブのようなしっかりしたものから、非常に薄いシートやフィルムまで加工できる点は、大きな利点の一つとされています。
紹介したように、PVCには押出成形、射出成形、カレンダー成形、熱成形、といった多様な加工方法があります。

 

これだけ数多くの加工方法に対応できるのは、PVCの加工温度幅が広いためです。
用途や目的に合わせて適切な成形方法を選択できることも加工の容易さにもつながります。

 

メリット②傷がつきにくく強度がある

 

プラスチックは一般的に傷つきやすい特徴を持っていますが、PVCの場合は他のプラスチック素材と比べて傷つきにくい点が利点とされています。
これは、引張強度とやわらかさにより、衝撃への強さがその要因です。

 

そのため、細かい刺激は衝撃を受けやすいものや部品などの利用にも適しています。
強度が高く摩擦にも強いので、使い始めてすぐに表面に傷がつきやすいといったトラブルも回避できます。

 

身近なところだと、簡単に折れたり傷がついたりすると困るクレジットカードの素材にもPVCが使用されています。

 

メリット③耐候性・耐水性に優れている

 

耐候性と耐水性の双方に優れているため、紫外線や太陽の熱による影響を受けにくく、雨風にも強い性質を持ちます。
屋外で使用される製品の多くもPVCが利用されています。
耐候性と耐水性が高くない素材は、屋外で使用していると劣化が進みやすくなり、壊れてしまうことも珍しくありません。

 

もちろん、使用環境によっても劣化具合は変わってきますが、屋外でも長年にわたって劣化を抑制できる素材であることは、大きな利点です。

 

配管や屋外建材などでも多く利用されているのにも、耐水性・耐候性に優れていることが関係しています。

 

メリット④安価に製造できる

 

性能面で優れていても高価だとなかなか利用できませんが、PVCは安価に入手できる点も利点の一つです。
そのため、大量生産が必要な製品にも向いている素材です。

 

PVCのデメリット

 

多くの利点を持つPVCにも、いくつかの欠点があります。
主なデメリットは以下の2つです。

 

デメリット①有機溶剤に弱い

 

PVCは耐薬品性や耐酸性・耐アルカリ性に優れている素材ではあるものの、特定の有機溶剤で溶けてしまう特徴を持ちます。
そのため、とにかく強度の強い素材との認識で有機溶剤を使用すると、軟化や腐食が生じる可能性があります。

 

デメリット②耐熱性・耐寒性が劣る

 

PVCは熱を加えることでやわらかくなり加工しやすくなるメリットを持ちますが、高温下では強度が低下し、変形の恐れがあります。
熱変形温度は54~80℃なので、この温度を超える環境での使用には適していません。

熱変形温度以下であったとしても、高温環境で使用した場合は反りや歪みが生じることがあります。

 

また、暑さだけではなく、低温下での耐性が低いことも欠点とされています。
氷点下ではもろくなり、衝撃を加えると割れやすくなります。

ただ、PVCの中には耐衝撃性が改善されたものもあるので、使用環境によっては耐衝撃性が改善されたものを選ぶことで対応できる場合もあるでしょう。

 

参考:(PDF)塩ビ工業・環境協会:参~塩ビについて理解を深めていただくために~[PDF]

 

PVCは環境にどのような影響を与える?

 

排出事業者や産業廃棄物処理業者、収集運搬業者が押さえておきたいこととして、環境への影響について把握しておく必要があります。
PVCと関連しているといわれる3つの問題について紹介していきます。

 

ダイオキシン問題

 

ダイオキシンとは、ものを燃焼する際に発生する有機塩素化合物のことです。
発がん性や免疫低下、生殖障害といった悪影響があります。

 

PVCは、燃やすことでこのダイオキシンが発生するため、使わないようにしようという運動が世界中で展開されたことのある素材です。

 

現在では、ダイオキシンの発生を左右するのは素材ではなく焼却条件であることが明らかになり、PVCの使用も再び拡大しました。

国では、適正焼却の条件として、温度が800℃以上であること、燃焼ガスの滞留時間が2秒以上であること、空気と十分に混合させることなどを定めています。
他にも焼却後の処理方法が定められているので、処理業者はダイオキシン問題に対応するため適切な処理が必要です。

 

参考:環境省:廃棄物焼却に係るダイオキシン削減のための規制措置について

 

二酸化炭素排出量

 

PVCを製造・焼却する際に発生する二酸化炭素が地球温暖化を招くと懸念されていた時期もありました。
ただ、PVCの主成分は塩素であり、その他のプラスチックと比較すると石油消費量が小さい特徴を持ちます。

 

実際には二酸化炭素排出量が多いわけではなく、どちらかというと二酸化炭素排出量の少なさから環境負荷の少ない素材と位置づけられています。
排出事業者は、再生可能エネルギーを活用した製造工程を導入するなどして二酸化炭素排出量を抑えるのも効果的です。

 

可塑剤の扱い

 

PVCのやわらかさや弾力性を調整するのに使われるのは、可塑剤と呼ばれる化学物質です。
こちらもダイオキシンと同様に、人体への影響が懸念された時期もあります。

 

しかし、可塑剤の中でも代表的でPVCでも使用されているフタル酸エステルは、安全性が確認されています。
急性毒性や皮膚刺激性があるのではないかといわれていましたが、これらに関しても極めて低レベルであり、人に対する発がん性に関しては「発がん性の可能性がある」グループに分類されてはいるものの、携帯電話からの電波やコーヒー、ピクルスなどが含まれているグループへの分類です。

 

可塑剤が含まれているPVCを取り扱うからといって、問題が生じる可能性は極めて低いと考えられています。
ただし、特に排出事業者は使用する可塑剤によって安全性が変わってくる点について理解が必要です。

 

参考:塩ビ工業・環境協会:フタル酸エステルの安全性情報 -安全性は確認されています-

 

PVCはリサイクルできる?

 

素材によってはリサイクルが難しいものもありますが、PVCに関しては、マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル、サーマルリサイクル(エネルギーリカバリー)といった方法でリサイクルが可能です。
それぞれのリサイクル方法について解説します。

 

マテリアルリサイクル

 

マテリアルリサイクルは、材料リサイクルや材料再生とも呼ばれ、使用済みの PVCを回収して再利用する方法です。
フレークやペレット状にしてから溶かし、再形成して再びプラスチック製品として再利用されます。

 

リサイクルしてゴミとなるのを防ぐことができれば、それだけ廃棄物の量を削減できるのが魅力です。
また、一からプラスチックを製造しようとすると石油や天然資源が必要になりますが、リサイクルではそれらの量を抑えられるので環境にも優しいといえるでしょう。

 

一般社団法人プラスチック循環利用協会によると、2022年度PVCを含む廃プラスチック全体量は823万トンでした。このうち、マテリアルリサイクルの有効利用量は180万トンです。

 

参考:(PDF)一般法人プラスチック循環利用協会:プラスチックリサイクルの基礎知識2024[PDF]

 

ケミカルリサイクル

 

ケミカルリサイクルとは、化学的手法により分解・再構成する処理方法で、フィードストックリサイクルとも呼ばれます。
もともとの原料に戻すか、新たな化学物質を生成するのが特徴です。

 

2022年の有効利用量は28万トンでした。

 

参考:(PDF)一般法人プラスチック循環利用協会:プラスチックリサイクルの基礎知識2024[PDF]

 

サーマルリサイクル(エネルギーリカバリー)

 

サーマルリサイクルは、高温でPVCを溶かし、その熱を利用するリサイクルのことをいいます。
リサイクルの一つとはいえますが、むしろエネルギー回収の一形態と位置づけられています。
サーマルリサイクルによって回収された熱は、温水プールのほか、火力発電などに用いられています。

 

2022年の有効利用量をみてみると、紹介している3種類の中では最も多く、510万トンが利用されました。

 

参考:(PDF)一般法人プラスチック循環利用協会:プラスチックリサイクルの基礎知識2024[PDF]

 

PVCは適切な取り扱いが求められる

 

今回は、PVCとはどのような素材で、どういったメリット・デメリットがあるのかなどについて解説しました。
PVCは加工しやすくさまざまな用途で使用されている素材です。
その特性を生かし、適切に管理・処理していくことが大切です。

 

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