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2022.03.16

コラム

配車システムとは?機能や導入のメリット・選び方のポイント

車両の管理業務にかかる手間を減らし、コスト削減や安全運転に貢献するのが配車システムです。配車システムを導入する際、どの製品が良いか悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、配車システムの機能やメリット・デメリットを解説し、製品の選び方のポイントを解説します。
日々の配車業務に追われている方、配車システムの仕組みを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

配車システムとは?

 

配車システムとは、GPSによる位置情報やネットワークを活用し、車両の運行計画や走行ルートを効率的に作成・管理するシステムのことです。

 

従来の配車業務では、荷物量や配送先住所をリスト化した後、ドライバーの担当地域やエリアを手動で割り当てていました。また、リアルタイムで配車状況を確認したり、膨大な量の伝票を人の手で仕分けたりと、作業に手間と時間がかかります。
配車システムでは、配送先データの収集から分析、ルート選定や配車状況の確認、伝票の集計などの業務を自動化します。配車業務にかかっていた手間や時間・コストを最適化できるため、車両を運用する企業には必須のツールです。

 

配車システムは、物品の配送や運搬用のトラックだけでなく、送迎や営業活動に用いられるバスなども対象とし、幅広いシーンで利用されています。
車両の使用目的やドライバーに合わせて、配車システムの用途や機能も異なります。

 

配車システムの種類

 

では、配車システムは具体的にどのような種類があるのでしょうか。
以下で、配車システムの種類を紹介していきます。

 

配車管理

 

配車システムでは、倉庫や工場から荷物量のデータを取得します。
各車両の最大積載量や積載率の情報を元に、どの車両でどの荷物をどのくらい運ぶかを決めます。

配車管理機能では、1日もしくは1週間・1ヶ月単位で計画を立てるのが一般的です。
これまで配車担当者の知識や経験に頼っていた作業を、システム上で簡単に行えます。

 

自動配車

 

車両や荷物に関する情報をもとに、AIやアルゴリズムが自動で走行ルートを作成します。
配送先の時間指定や停車可能位置、渋滞予測や交通規制などを考慮し、最短で最適な走行ルートが利用可能です。

 

遠距離や複雑なルートが絡むような場合、ベテランの配車担当者でも悩まされるケースがあります。しかし、自動配車機能を用いれば高精度な計算によって、短時間でルートが導き出されます。
経験や知識が浅く、土地勘がない場合でも即戦力となるでしょう。

 

車両管理

 

配車システムでは、ルートの作成や配送状況の管理だけでなく、車両自体の動態も管理します。
GPSによる位置情報や走行ルートをリアルタイムで表示し、ドライバーの運転状況を確認可能です。データをパソコンに転送すれば、運転日報や報告書も簡単に作れます。

 

また、車両管理機能により、急発進や急ブレーキ・走行速度などを検知します。
ドライバーの安全運転教育や労務管理に活かすことで、事故の発生率を抑えられるでしょう。

 

配車システムのメリット

 

では、実際に配車システムを導入することで、どのようなメリットを得られるでしょうか。

 

業務効率化

 

配車システムを取り入れれば、配車や車両管理に関する業務の負担を減らせます。
配車担当者は、AIやアルゴリズムの力を借りることで、これまでデータの収集や伝票の仕分け・ルートの作成や走行状況の確認などにかかっていた手間や時間を大幅に削減できるでしょう。

 

また、ドライバーは逐一報告や連絡をする必要がなくなり、緊急時も配車担当者へ指示を仰ぎやすくなります。さらに、無駄のない最適な走行ルートにより、身体的な負担も軽減されます。

 

配車業務の効率が上がれば、サービスの品質向上にも繋がるでしょう。

 

コスト削減

 

配車システムを有効活用することで、あらゆるコストの無駄を省けます。
例えば、業務効率化によって配車担当者の仕事量が減れば、スタッフの人員配置をより最適化できます。大規模な企業であれば、人件費の大幅カットが可能です。

 

また、物流で使われる大型のトラックは燃費が良くなく、長距離を走ることで燃料費の負担も大きいです。配車システムの車両管理機能では、車両の動態も把握します。
車両の急発進や急減速・アイドリング情報などを活用し、ドライバーに対し安全・省エネ運転教育を推奨することで、燃料費も抑えられます。

 

トラブル防止

 

トラブルへの柔軟な対応力が、配車システムの魅力の一つです。

配車システムでは、高精度なAIやアルゴリズムを用いて、最適な走行ルートを作成します。
渋滞予測や交通規制などの道路情報をあらかじめ考慮するため、配送遅延や事故などのトラブルを最小限に抑えられます。ルート変更や急な配車情報もシステムから直接転送できるため、入力ミスや聞き間違いなどのヒューマンエラーの心配もありません。

 

また、車両の動態管理機能により、車両の不具合を察知しやすいです。
交通事故の防止やドライバーの健康管理に有効でしょう。

 

配車システムのデメリット

 

便利な機能が豊富に備わる配車システムですが、デメリットも存在します。

 

配車システムでは、車両の位置情報や走行ルート・運転状況などのデータが、リアルタイムで本部に共有されます。
ドライバーによっては、自分の運転スキルや行動を常に監視されていると感じ、ストレスを抱いてしまうかもしれません。
配車システムを導入し効果的に使うためには、ドライバーに機能や導入目的を説明し、理解と協力を得ることが重要です。

 

また、配車システムを導入するためには、初期費用とランニングコストがかかります。
費用体系をしっかり把握した上で、検討しましょう。

 

配車システムの選び方

 

配車システムの製品はバリエーション豊かです。
ここでは、配車システムを選ぶ際のポイントを見ていきましょう。

 

コスト面

 

配車システムを選ぶ際は、費用対効果を考えましょう。
配車システムの運用にかかる費用は、初期費用と月額利用料です。
月額利用料は、車両の台数や使用人数、アカウント数などによっても異なります。

 

一般的には、多機能・高性能であるほど費用は高額になります。
必要な機能が入っているか、余分なサービスやオプション料が含まれていないかなど、料金体系を必ずチェックしましょう。

 

また、配車システムは無料トライアルで試運用できるケースが多いです。
複数のシステムを比較検討し、気になるシステムを試してみるのがおすすめです。

 

操作性

 

配車システムを使う目的は、業務の効率化やトラブル防止のためが多いと思われます。
しかし、実際に配車システムを導入してみたら、使いづらく効果的に活用できないケースも少なくありません。

 

近年では、パソコン操作が苦手な方や、年配のドライバーでも気軽に使えるシステムが増えています。配車システムを選ぶ際は、実際に使うドライバーや配車担当者の立場になって、操作のしやすさや画面の見やすさなどを重視しましょう。

 

機能性や効果

 

配車システムを導入する際は、自社に合った機能が備わった製品を選ぶことが肝心です。
まずは、現状抱えている課題や改善したいポイントを明確にしましょう。
現状を把握することで、必要な機能や期待する効果が絞られていきます。

 

産廃処理運搬業者が配車システムを導入することの効果

 

産業廃棄物の収集運搬業者や処理業者は、様々な種類の廃棄物を大量に取り扱います。
委託を受けた排出事業者の住所や廃棄物の種類をリスト化した上で、トラックの積載量や車両数に合わせて走行ルートを作成しなくてはなりません。

 

日々の業務に配車システムを導入することで、車両の最適な配置や業務の効率化が可能となります。産業廃棄物の収集運搬業者や処理業者にとっても、配車システムは導入効果の大きいツールです。

 

配車システムを用いて労働環境改善

 

いかがでしたでしょうか。
今回は配車システムに備わる機能や導入のメリット・デメリット、製品の選び方などについて解説しました。
配車システムを業務に取り入れることで、スタッフの負担や手間を減らすだけでなく、安全運転やコスト削減にも繋がります。
業務で車両を運用している場合は、ぜひ配車システムの導入を検討してみてください。

産廃ソフトをお探しの方はぜひご相談ください。

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