
事業領域ごとに高度な専門性を持ちながら、上場企業として透明性の高い管理体制づくりにも力を入れている企業です。
上場を機に「全社で統一された情報基盤」を整える必要性が高まったことから、2022年より『環境将軍R』を本稼働。
基幹システムを統一することで、データの一元化、業務プロセスの最適化、経営数値の精度向上など、組織全体の基盤強化を進めてこられました。
今回は、『環境将軍R』の導入前の課題から導入後の変化まで、その歩みを詳しく伺いました。
課題
事業部ごとにシステムが異なり、社内の情報が分断されていた
効果
全社統一システムによる「情報の見える化」を実現。部署を超えて同じデータを共有可能に
課題
事業部ごとにシステムが異なり、社内の情報が分断されていた
効果
全社統一システムによる「情報の見える化」を実現。部署を超えて同じデータを共有可能に
月末の請求処理・電子マニフェストの紐付け作業に膨大な時間がかかっていた
請求業務・電子マニフェストの紐付けが1つのシステムで完結し、業務時間を大幅に削減
月末の請求処理・電子マニフェストの紐付け作業に膨大な時間がかかっていた
請求業務・電子マニフェストの紐付けが1つのシステムで完結し、業務時間を大幅に削減
売上や利益率などの”数字”を把握・分析する機会が少なかった
営業自らが数字を確認する体制へ変化。利益意識の向上と自発的な改善アクションが定着
売上や利益率などの”数字”を把握・分析する機会が少なかった
営業自らが数字を確認する体制へ変化。利益意識の向上と自発的な改善アクションが定着
<目次>
インタビュー企業様のご紹介

-
会社名
株式会社イボキン
-
事業内容
・解体事業
・環境事業
・金属事業
・運輸事業 -
地域
兵庫県たつの市を中心に、全国各地に複数の支店・事業所を展開
-
従業員数
200名
インタビューにご協力いただいた方

櫻井 友衣 様
- ・環境事業部 業務グループ 係長

光岡 杏里 様
- ・金属営業課 業務グループ 係長

間鍋 麻美 様
- ・経理部 係長
導入商品
- 環境将軍R
導入のきっかけ・背景
基幹システムの切り替えを検討した理由を教えてください。
櫻井様:
当社が基幹システムの見直しを考え始めたのは、「上場」という大きな転機が理由だったと思います。
それまでのシステムも決して使いにくいわけではなかったのですが、内部統制や業務効率を考えると、「限界が見えてきた」という感覚が社内で強まっていました。
特に大きかった要因が、事業部ごとに別のシステムに分かれていたことです。
環境事業部と金属事業部でログイン方法も違う、仕様も違う。
同じ会社の中に、まるで別会社かのように異なるシステムが2つ存在している状態でした。
私は当時、環境事業部で産廃の請求業務を担当していましたが、月末になると200〜300件の締め処理が一気に押し寄せ、作業に毎回30分〜1時間はかかっていました。
遅い日は2〜3時間の残業になることも珍しくなく、「月末は極端に業務量が跳ね上がるこのやり方は、いつか限界が来るな」と感じていました。
そんな中で当社の「上場」が決まり、
「会社全体でやはり基幹システムを見直すべきだ」
という流れが本格的になっていきました。

光岡様:
金属事業部も事情は同じで、同じ会社なのにシステムは全くの別物でした。
お互いの顧客情報も見えないですし、数字のつながりも分かりません。
「意図して分けていた」というよりは、事業部ごとに必要な機能が全く異なっていたために、結果的にそうなってしまった、というのが実態でした。
ただ、上場後の内部統制を考えると、
「このままでは会社全体を同じ基準で管理できない」
という課題がはっきりしてきました。
そこから自然と、
「事業部ごとにバラバラのやり方を続けるのは限界があるのではないか」
「共通ルールや共通プロセスをつくる必要があるだろう」
という認識が広がっていきました。

間鍋様:
私は当時、経理部の中で計上の業務を担当していました。
経営会議に出す数字は経理部が責任を持って作成します。
しかし当時は、事業部ごとにシステムの仕様が違っていたため、
・どの数字がどの事業部のものなのか
・どこからデータが来ているのか
・どの段階の数字なのか
こうした確認作業が本当に多かったです。
経営判断の基となる数字の基準が揃っていないのは、やはり大きなリスクです。
経理としても「データを一本化して流れを整理したい」という思いが強く、統一の必要性を強く感じていました。

『環境将軍R』を知ったきっかけ
『環境将軍R』を知ったきっかけを教えてください。
櫻井様:
産業廃棄物処理・リサイクル業界向けのシステムを調べると、『環境将軍R』はすぐに名前が出てくるので、「業界ではよく聞くシステムだな」という印象でした。 また、取引先でも『環境将軍R』を使っている企業があり、「身近な現場でも使われている」という安心感もありました。
産廃業務は特有のルールが多いため、それをしっかり理解しているシステムかどうかはとても重要です。
その点で『環境将軍R』は「産廃業界に強い」というイメージが社内でもあったと思います。
光岡様:
最初は「産廃向けのシステム」という印象が強くて、金属事業部にもフィットするのか不安はありました。
ただ、JEMSさんから直接説明を伺う中で、金属事業でも問題なく導入されている事例があると知り、想定していたよりも幅広い業務に対応できるシステムなのだと理解できました。
その点が確認できたことは、導入を検討するうえでの安心材料になりました。
間鍋様:
私は導入がほぼ決まってから詳しく知った立場ですが、業界ではよく名前が挙がるシステムだという印象でした。
未知のシステムをゼロから入れるような不安はなく、導入実績が豊富と聞いて安心したのを覚えています。

『環境将軍R』導入の決め手
数あるシステムの中から『環境将軍R』を選んだ理由を教えてください。
櫻井様:
以前に使っていたシステムは、当社の要望に合わせて細かく作り込んでもらっていたため、セミオーダー型の『環境将軍R』で本当に業務は回るのか?という不安はありました。
ただ、JEMSさんはこちらの要望に対して、
「これは難しいですが、こうすれば近づけられます」
「この帳票なら、この形でどうでしょう?」
と柔軟に代替案や提案をしてくれました。
たとえば、当時の標準機能にはなかった「マニフェスト印刷前のプレビュー」がどうしても欲しかったのですが、要望を聞いてしっかり追加していただき、とても助かりました。
プロジェクトキックオフから本稼働まで1年10か月に及ぶビッグプロジェクトとなりました。
それだけ作り込みと調整に時間がかかった、ということだと思います。
裏を返せば、それだけ丁寧に向き合っていただけた、という印象がありますね。

光岡様:
金属事業部は、前のシステムから引き継ぐ細かいルールが多く、本当に移行できるのか不安が大きかったです。
それに加えて、社内から求められる要望もたくさんあって、それらを『環境将軍R』にどのように反映するかといった苦労もありました。
その中で、担当者の方やSEさんが何度も仕様を持ち帰って検討していただきながら、現場の要望とシステム仕様側の”ちょうどいい”落としどころを、一緒に探していただけたように感じています。
間鍋様:
経理部としては、会計システムとの連携が最大のポイントでした。
『環境将軍R』に入力されたデータが正確に1円違わず会計システムで取り込めるように連携設定を行うことが最重要任務です。管理会計も導入していたことから、部門名や取引に応じた勘定科目コード等、詳細な設定も必要でした。
会計システムのベンダーさんとJEMSさんを交えて、財務データの設計を対応してもらったのですが、そこでのやり取りでも
「ここはこうすれば連携できます」
「ここはこのような設計に変えましょう」
といった形で、現実的なラインを一緒に考えていただけたことが、導入の決め手の一つだったと思います。
要望と設計のすり合わせには時間がかかりましたが、導入までのスケジュールも柔軟に見直しながら対応してもらえたので、最終的には納得のいく形で導入ができたと感じています。

導入時のエピソード
導入プロジェクトを振り返って、印象に残っていることを教えてください。
光岡様:
私は、担当者が産休となったため急遽、途中からこの『環境将軍R』の導入過程に携わるようになりました。
本稼働は年明けからのスタートだったのですが、金属事業部は店舗のようにお客様に即時にお金をお支払いするケースがあるので、
「本当に支払日に正確に処理されるのかな」
「システムとキャッシャーが正しく連携してくれるのかな」
という不安は大きかったです。
ただ、使い慣れてくると印象は一気に変わりました。
「自分はこの業務をやっているから、このCSVデータが欲しい」
とデフォルトを自分で決められる。
『環境将軍R』は「自分でパターンを作る」「自分仕様に育てられる」といった自由度が最大の特徴で、そこに気づいた瞬間、一気に便利なシステムだという認識に変わりました。

間鍋様:
最初は『環境将軍R』の画面を見ても「どこを触ればいいのか分からない」状態でしたが、SEさんが一緒に画面を見ながら
「この設定をするとこういうデータが出せますよ」
「ここは自分の好きなように変えることができますよ」
と丁寧に教えてくれたことで、「あ、こうやって使えばいいんだ」と理解が進み、そこからは一気に活用が進みましたね。
櫻井様:
正直、JEMSさんにとっても、トップクラスに手間のかかる案件だったのではないかと思います(笑)。
私も結構強めに要望をお伝えしてしまったことがあったと思いますが、そのたびに丁寧に対応していただけたので、とても安心感がありましたね。

導入後の効果
『環境将軍R』導入後、どのような変化や効果を感じていますか。
櫻井様:
私は主にマニフェスト業務に携わっていますが、前のシステムでは電子マニフェストが連携できなかったので、JWNETを見に行って、紐付けして…という作業に、時間と手間がかかっていました。
『環境将軍R』では、電子マニフェストがシステム内で見られて、登録したマニフェストと紐付けが1つのシステムで完結できるようになったので、その点はすごく良かったと感じています。
また、全社でシステムが統一されたことで、取引先を調べるときに
「あ、このお客様は金属事業部のお客様だったな」と、
どの事業部の画面からでも分かるようになりました。
どこから検索しても同じ情報にたどり着ける「見える化」ができたのは、本当に良かったと思っています。
また、経営会議資料の作成を手伝うときにも『環境将軍R』からCSVで出して提出資料が作れるようになりました。
行政への報告書を作成するときも、パッとデータを出力して整えるだけで済むようになり、そのあたりの効率化はかなり進んだと感じています。
主体業務とは違いますが、引取手配をする運輸部でも、契約期限や与信限度額によって配車可否が制御できるようになった点はよくなったと聞いています。

光岡様:
導入してから、若いメンバーがすごく伸びたなと感じています。
システムを触りながら
「こうしたら帳票作りやすいですよ」
「この設定もできますよ」
と、逆に提案してくれるようになったんです。
そういう流れが出てきたのは、『環境将軍R』に切り替えた効果としても大きかったなと思っています。
また、営業さんの数字の見方も変わりましたね。
以前は「今月、自分の売上いくらだったかな?」というのを、こちらに聞きに来ていたのですが、今は自分で『環境将軍R』から数字を見るようになりました。
最近も「3年間分くらいの売上の推移を出してほしい」と言われてデータを出したのですが、それを見ながら
「え、これほど利益率が低かったのか?」
「ここのお客様、売上こんなに減少していたのか?」
と営業自ら数字を見て気づけるようになっています。
月次の集計は基本的に『環境将軍R』の数字をベースにしていますし、経営には必要不可欠なシステムになっていると感じています。

間鍋様:
導入前と比べて一番変わったのは、社内からの問い合わせがかなり減ったことですね。
以前は月末・月初が本当に忙しくて、その中で
「この資料ってどうなっています?」
「今月の売上ってどこまで入っています?」
といった問い合わせ対応に追われるような感覚がありました。
今はデータが『環境将軍R』で統一されて出力されるので、
「このパターンで出してみてください」
とお伝えすれば、各部署でそれぞれ確認してもらえるようになりました。
「将軍(『環境将軍R』)を見れば分かりますよ」
と言える場面が増えたのは、経理としてもすごく助かっています。

今後の展望・メッセージ
今後の活用や、『環境将軍R』の導入を検討されている企業様へのメッセージをお願いします。
櫻井様:
自分たちの業務に合わせて画面や帳票を作り込めるので、仕事が正確に、楽に、早くなる点がとても魅力に感じています。
導入を検討している企業さんには、「最初のハードルは少し高く感じるかもしれませんが、それを越えた先に、かなり大きな効率化が待っていますよ」とお伝えしたいですね。
光岡様:
私は、「自分たちで考え、育てていくシステム」だなと感じています。
自動で全部やってくれるシステムではない分、工夫すればするほど便利になるというか、使い方次第でどんどん可能性が広がるシステムだと思っています。
そして使いこなすためには、社内でのコミュニケーションがすごく大事だと思います。 「どういう風に使いたいか」「どんな帳票がほしいか」を社内でしっかり話し合って、それをJEMSさんと共有しながら作っていく、というスタンスで臨めば、きっと良い形で使いこなせるようになると思います。
間鍋様:
一度このシステムを経験してしまうと、もう前のシステムには戻れないですね(笑)。 導入を検討されている企業さんには、「全社統一のメリットは本当に大きいですよ」とお伝えしたいです。

環境将軍Rをご検討中の企業様へ
部署ごとにシステムが分かれ、同じ情報を共有できていない—
この課題は、産業廃棄物処理・リサイクル業界では珍しくありません。
『環境将軍R』は、部署をまたいだ情報の見える化を実現し、
同じ数字を同じタイミングで確認できる基盤をご提供します。
「自社の業務に合うのか?」
「どこまでカスタマイズできる?」
といった疑問にも、専門の担当者が丁寧にご案内いたします。
まずはお気軽にご相談ください。
『環境将軍R』の資料請求はこちら
ご不明な点はお気軽にご相談ください
0120-857-493受付時間 平日9:00~18:00
お電話でお問い合わせの際は
「ホームページを見て」とお伝えいただくとスムーズです。