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コラム

スマート林業とは?

2020/08/03

  • デジタル化
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  • 働き方改革
  • 地方創生DX

はじめに

スマート林業とは、地理空間情報やICT等の先端技術を活用し、業務の効率化や安全性の向上などを目指す取り組みです。林業従事者の減少や高齢化といった課題を解消する手段として注目されています。

スマート林業で活用される技術

スマート林業を実現するため、様々なICTが使われています。代表的なものは以下です。

 

①航空レーザ計測

航空機からのレーザ反射から起伏などの地形、樹木などの情報を得る技術です。

 

②ドローン

ドローンに高性能カメラを搭載し、上空から森や山の画像データを取得します。ドローンで撮影した写真を解析し、樹木の本数、高さなど木材量の把握ができる技術も開発されています。

 

③地理情報システム(GIS

レーザ計測やドローンから得られる様々な森林の地理情報データを森林の地図上で可視化します。

 

④クラウド

上記の様々なデータのほか、森林計画など森林に関わる情報クラウド上で管理し、林業関係者間で共有します。

取り組み事例

上記や他の技術を活用し、スマート林業に取り組んでいる事例は多くあります。

 

①森林ICTプラットフォームの構築:岡山県真庭市

森林ICTプラットフォームとは、これまでユーザーごとに管理されていた森林情報をGIS上で一元管理することで、共有や情報利用の効率化・高度化するシステムです。森林資源の管理だけでなく、災害対策や獣害対策などにも効果があります。岡山県真庭市では、森林ICTプラットフォームを導入し、森林所有者、森林組合、施業者、自治体との情報共有を促進し、計画的な森林整備に活用されています。この結果、森林整備の効率化による作業コストの削減だけでなく、地域ぐるみで取り組みを行うことで林業が振興し、収益拡大につながりました。

(参照:一般財団法人岡山中央総合情報公社「平成25年度補正予算 ICT街づくり推進事業 森林ICTプラットフォーム構築普及・展開プロジェクト成果報告」)

 

②木材需給マッチングシステム:愛媛県、石川県など

木材の生産情報と製材工場との需要情報を共有し、ICTを活用してマッチングします。 
愛知県では、木材の需給情報を共有するシステムを構築し、情報やり取りするプラットフォームを立ち上げました。流通コストが削減されたほか、需要に即した生産が可能となり、木材の生産量の増加につながりました。また、石川県ではマッチングシステム内で木材の取引を行うことで、森林から製材工場等までの直送化を実現しています。直送化により、輸送コストの大幅な削減が期待されます。

まとめ

スマート林業とは様々なICTを活用し、林業の業務の効率化や安全性の向上を図る取り組みです。様々な技術から得られた情報を共有し、作業や流通の最適化を図る事例が多くあり、林業の課題解決に貢献しています。また、環境DX事業部では、「トレーサビリティシステムを使った木材の由来証明システム」の開発の実績がございます。木材が森林計画等に沿って伐採されたことをオンラインで証明し、適切な伐採木材の使用を支援しています。業務の効率化のほか、適切な木材利用にも着目し、ICTの導入を検討してみてください。

(導入実績はこちらから)

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