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DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?

2020/07/13

2020/7/13

  • ICT
  • 働き方改革
  • IoT
  • デジタル化
  • 循環型社会
  • ⼟⽊・建設

はじめに

DX(Digital transformation:デジタルトランスフォーメーション)とは、進化したデジタル技術を浸透させることで、人々の生活をよりよく変えていくという意味です。ビジネスシーンではデータとデジタル技術を活用して、製品やサービス、ビジネスモデル、業務そのものを変革するという定義で用いられます。

デジタライゼーションとの違いは?

DX(デジタルトランスフォーメーション)とよく似たデジタライゼーション(デジタル化)という言葉があります。これは日本語では「デジタル化」を意味します。デジタライゼーションは、既存の製品やサービス、ビジネスプロセスを、ITICTなどのデジタル技術を使って機能向上や効率化を図り、付加価値を高めることを指します。一方でDXは、デジタル技術を用いて、企業の在り方やビジネスプロセス、人々の生活を変革することです。車を例に挙げると、

  • 目的地まで紙の地図でルートを考えていたことから、カーナビに目的地を入力すれば自動でルートを検索するという変化はデジタライゼーション(デジタル化)に当てはまります。
  • 車を使用するためには、車を所有することが基本でしたが、カーシェアリングによって所有しなくても車が運転できるようになりました。車を所有するというビジネスプモデルが変わり、DXに当てはまります。

DXの事例

DXは企業の業務改革のほか、消費者へ向けたサービスなどに取り入れられています。

 

①建設業界:土砂の積み込み作業の自動化

  • 土砂の積み込み作業を指導化する自律運転システム
  • 自動化により生産性向上し、労働力の減少や高齢化やといった建設業界の問題の解決につながる

 

②物流業界:軽貨物と荷主をつなぐマッチングプラットフォーム

  • ドライバーが直接荷主から仕事を受注するため、ドライバーの単価が向上
  • Web上でドライバーを短期間で見つけられ、廃焼酎のドライバーの現在地、到着時間がリアルタイム

で把握でき、遅延の減少につながる

DXの基盤

企業が激しいビジネス環境の変化に対応し、DXを進めるためには

  1. クラウド化(自社内に機器を設置して運用してきたシステムを、ネットワークを通じてクラウドサービスを利用する方式に移行すること)
  2. モバイル(携帯可能な小型のコンピューターのこと)
  3. ビックデータ・アナリティクス(大量のデータを詳細に調べて分析し、隠れたパターンや相関関係などを明らかにすること)
  4. ソーシャルネ技術(SNSのようなユーザー同士をインターネットでつなげるサービスを可能にするIT技術)

4つのデジタル基盤に対応することが重要です。

まとめ

ビジネスにおけるDX(デジタルトランスフォーメーション)とは、企業がデジタル技術を活用して製品やサービス、ビジネスモデルを変革することです。単純にITICTで効率化を図っただけではDXとは言えず、デジタライゼーション(デジタル化)となります。DXではIT技術を有効に活用して、効率化だけではない、新しい付加価値をつけることが必要となってきます。一見難しそうに感じますが、現在は様々なITICT技術が開発され、すでに多くが実用化されています。新しく技術を開発することももちろんですが、既存の技術を組み合わせ、応用させることでも価値を付けることは可能です。このDXの流れに乗って、4つのデジタル基盤を整え、業務やサービスの改革を検討してみてはいかがでしょうか。

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