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2023.01.30
コラム
予約システムで業務効率化と顧客満足度アップ?機能や導入方法
顧客の来店や注文を承る接客業やサービス業では、予約の徹底管理が重要です。
予約内容に誤りがあったり、スケジュールが逼迫したりすると、顧客満足度の低下や企業のイメージダウンに繋がってしまいます。
このような事態を防ぐために様々な企業で取り入れられているのが、予約システムです。
本記事では、予約システムの機能や役割、導入方法や選び方などを解説します。
予約管理業務にお困りの方、集客アップを目指したい方は、ぜひ参考にしてください。
< 目次 >
予約システムとは
従来、電話やメール・ネット予約サービスなどから店舗に寄せられる予約情報は、全て人の手で管理されるのが主流でした。
しかし、手動での予約管理は手間がかかり、間違いも発生しやすく、受付対応時間が限られてしまいます。
予約システムとは、複数の媒体から集まる予約情報をインターネット上で一括管理する制度のことです。
24時間いつでもどこでも顧客からの予約を受け付けられ、情報がリアルタイムで自動更新されます。
インターネットからだけではなく、電話やメール・来店による予約や内容変更も、予約システム上で簡単に管理できます。
飲食業や美容院・エステサロン、ホテルやレジャー施設など、幅広い業種において活用されている便利なシステムです。
予約システムの機能
では、予約システムではどのような作業が可能となるのでしょうか。
予約システムに備わる機能を見ていきましょう。
予約管理
予約システムのメイン機能が、予約情報の管理です。
複数の媒体からの予約情報を一元化し、管理画面に表示します。
リアルタイムで情報が更新され、顧客の来店日時や人数・予約内容、店舗の空き状況を一目で確認できます。
また、顧客が予約可能な内容を自由に設定可能です。
カレンダーや時間割で選択可能な日時、メニューやプラン内容、金額、顧客情報の入力項目などを決められます。
業種やサービス内容に合わせてシステムを柔軟に構築できる点が魅力的です。
メール配信
予約システムには、メールの配信機能があります。
予約完了時や予約の変更・キャンセル時など、様々なケースに合わせたメールを自動で顧客に送ります。
深夜や早朝など店舗にスタッフがいない時間帯でも瞬時に対応できるため、顧客に安心感を与えられるでしょう。
また、予約日時間近に予約のリマインドメールを送ることも可能です。
顧客の来店忘れや店舗側の対応漏れの防止に繋がります。
データ分析
予約システムでは、顧客の情報も管理できます。
氏名や年齢・性別・住所などの個人情報を一度登録すれば、再入力の手間がかかりません。
また、顧客の来店履歴も保存できるため、データ分析に活かせます。
性別や年齢層・職業ごとの利用率やリピート率を割り出せば、新メニューの考案やマーケティングにも役立つでしょう。
さらに、利用後のアンケートやレビュー機能を用いれば、サービス品質の向上も期待できます。
予約システムのメリット
予約システムの導入には、豊富なメリットがあります。
予約受付などの管理業務の効率化
予約システムの最大の利点は、予約管理業務の手間が省けることです。
電話やメール・来店による予約のみでは、営業時間外や混雑時の対応が難しく、顧客獲得の機会を損失してしまうケースがあります。
また、予約対応の担当係を設けたり、顧客個人とのやりとりが増えたりと、余計な手間やコストがかかってしまいます。
予約システムを導入すれば、顧客は24時間どこからでも予約が可能です。
さらに、キャンセル待ちはもちろん、ボタン一つでの予約の変更・キャンセルができるため、顧客獲得の機会損失を最小限に抑えられます。
繁忙期や人手不足の時でも、インターネット上で情報が自動更新されるため、逐一確認する必要がありません。
ヒューマンエラーの防止
予約システムでは、顧客がインターネット上に直接情報を入力するため、店舗側の聞き間違いや入力ミスを最小限に抑えられます。
また、予約システムの操作はボタンやクリック一つといった簡単なものが多いため、パソコン作業が苦手な人でも使いやすく、導入のハードルが低いです。
オンライン決済や事前決済による売上管理
多くの予約システムでは、オンライン決済やクレジットカードによる事前決済が可能です。
支払い情報や来店履歴が連携することで、システム上での売上管理も楽になります。
また、クーポンやキャンペーンによる割引が自動で反映されるため、会計時のミスを減らせます。
事前に支払いが完了していることで、当日の集金・会計業務の手間がかかりません。
キャッシュレス決済が普及している現代では、顧客のライフスタイルに沿った支払い方法を提供することが重要です。
顧客のリピーター化
予約システムは、顧客に快適なサービスを提供するためのツールの一つです。
顧客が手間をかけずに気軽に予約できれば、顧客満足度もアップするでしょう。
また、予約システムでは顧客の属性や好みに合わせたメールマガジンの配信も可能です。
来店後も顧客へ継続的にアピールすることで、リピーター化を図れます。
スケジュール管理による予約のバッティング防止
予約システムを利用すれば、簡単にスケジュール管理・調整が可能です。
事前に予約可能な日時や定員数を設定することで、予約枠が埋まれば自動で受付を停止します。
予約のバッティングを防ぎ、スケジュール調整の手間を省くのに役立つでしょう。
顧客データの収集
予約システムでは顧客情報を収集し、一元管理できます。
顧客の年齢や職業などの属性から、サービスの利用日時や内容・客単価・1日ごとの売上まで、複数のデータをCSV形式で書き出せるのが一般的です。
収集したデータは分析ツールを用いて、サービスの改善やマーケティングに活用できます。
予約キャンセルの防止
予約システムを導入すると、予約キャンセルの防止効果も期待できます。
予約システムに備わるメール配信機能では、予約日時が迫ると自動でリマインドメールを送信します。
顧客の予約忘れによるキャンセルを未然に防げるでしょう。
また、インターネット上での事前決済を促すことで、キャンセル防止にも繋がります。
予約システムのデメリット
予約システムには、多少のデメリットも存在します。
利用にはパソコンが必要な場合も
一般的な予約システムは、一定以上の規模を有する店舗やチェーン店舗を対象にしているため、利用にはパソコンが必須となるケースが多いです。
パソコン購入のための初期費用がかかるかもしれません。
また、個人事業主や中小店舗を経営している方におすすめのスマートフォン・タブレット対応の予約システムも増えている一方、画面サイズが限られキーボードがないため、仕様や使い心地が劣る可能性があります。
システム運用の取得
予約システムを利用するためには、システムの操作や活用方法を覚えなくてはなりません。
導入時にはある程度の初期設定が求められるため、パソコン操作に慣れている人が必要でしょう。
また、スタッフが複数名いる店舗では、予約システムの運用について周知・教育しなくてはなりません。
紙媒体を使用していた場合や、電話・来店による予約のみ受け付けていた場合は、予約システムを使いこなせるまで時間がかかる可能性があります。
予約者の人物像がつかめない
インターネットでの予約が主流となると、来店まで顧客の人物像がつかめません。
事前にサービス提供の準備がしにくいため、初めて会った顧客と打ち解けるための円滑なコミュニケーションスキルが求められます。
また、個人事業主や自宅サロンを運営している場合は、やや警戒心を抱いてしまうかもしれません。
導入方法
予約システムには、初期費用なしで月額利用料を払うのみで利用できるものがあります。
一般的に、サイト上で問い合わせ・登録した後に、無料トライアルが可能です。
システムが気に入れば、正式版の申し込み・契約・決済を行い、簡単に導入できます。
導入直後は初期設定や運用の安定化に時間がかかるかもしれませんが、サポート体制が充実しているため心配ありません。
予約システムの選び方
導入を考えた際、どの予約システムを使うべきか迷う方も多いでしょう。
ここでは、予約システムの選び方を紹介します。
自社に必要な機能が備わっているか
まずは、予約システムを導入する目的や期待する効果を明確にします。
目的を達成するために自社に必要な機能を考え、適切な予約システムを選びましょう。
例えば、予約から会計・アフターフォローまでをインターネットで完結させたい場合、オンライン決済機能やメール配信機能が備わったシステムがおすすめです。
また、集客やリピート率アップを目指す場合は、メルマガ配信機能や外部SNSとの連携機能が備わったシステムが向いています。
自社と同業種で利用されているか
予約システムに求められる機能は、業種により異なります。
例えば予約可能日時の設定の際、ホテルやレジャー施設では1日ごとに、美容院や飲食店では30分ごとの表示機能が望ましいでしょう。
同業種で利用されている予約システムは、自社にもマッチしている可能性が高いため、導入事例やレビューを参考にしましょう。
操作性
予約システムは、ストレスなく使いやすいことが重要です。
まずは、無料トライアルに申し込み、操作性や機能性を確かめましょう。
セキュリティ
予約システムはインターネットを介し、顧客の個人情報を取り扱います。
セキュリティ体制が不十分であれば、情報流出やサーバーの停止など重大なトラブルを招きかねません。
予約システムを選ぶ際は、日本産業規格の基準を満たす「プライバシーマーク」や国際規格である「ISMS」の表示があるかを確認しましょう。
産廃処理運搬業者が予約システムを導入するべき理由
産業廃棄物の収集運搬業者や処理業者は、業務の委託を受ける際、排出事業者の名称や所在地・廃棄物の種類や量など、多くの情報を入手しなくてはなりません。
電話や手動での受付は、聞き間違いや入力ミスが生じる可能性もあり、手間と時間がかかります。
しかし、予約システムは産業廃棄物の収集運搬業者や処理業者が抱える、管理業務の手間を減らし、業務の効率化やサービスの向上に貢献します。
予約システムの導入で業務効率化と顧客満足度アップを実現
いかがでしたでしょうか。
今回は、現在多くの企業で導入されている予約システムの機能や効果、導入方法や選び方などを解説しました。
予約システムは店舗の業務を簡素化するだけでなく、24時間の予約受付やオンライン決済などで顧客の満足度も高めます。
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